お大切

風穴をあける 谷川俊太郎
お大切 (4)


お大切 (5)

今月の新刊とありますが、そうではありません。
奥付を見たら平成18年11月25日 初版発行。10年前の新刊でした。
ちょっと前に積ん読本の中から引き出して読み始めました。
一日数ページずつなのでまだ読了してないんですが、この数ページずつというのがちょうどいいようです。

谷川俊太郎の言葉は詩もエッセイも読み流しにできないもので、
目でくいつくように読みます。
だから集中できないときは、今は読む時ではないと判断して寝かせておく。この本10年かかったんですね。

「愛」と「お大切」 という文章にこうありました。

たとえば愛という言葉は、初めて(確かポルトガル語から)そのような概念が輸入されたとき、ある宣教師によって「お大切」と訳されたと聞いています。今でこそ愛という言葉も、たとえ人によってまちまちであるとは言え、ある映像を喚起するまで日本人の語彙の中に生きているかもしれませんが、それでもまだ私たちには「お大切」ほうが心と体にしっくり来るような気がします。

お大切。なんていい言葉だろう。
心と体にしみいるように落ちました。

愛というとなんだか大きくて広がりのあるもので手に負えない感が私にはあるのだけど、
お大切というと、ごく私的でささやかなものやことやひとに対する内から湧き上がる気持ち。
相方や猫たちや友人たちに対して愛しているという言葉はしっくりこないけれど、お大切と思うと、まず浮かぶ。

たとえば、前見たことのある、これから苗を植え付ける前の黒ぐろとホカホカとしたお布団のような畑の土。
見た瞬間『美味しそう!』と声をあげてしまった。ここで育てられる野菜は美味しく育つに決まっている。
この土を作ったひとの気持ち。ここで育てられる野菜たち。お大切そのもの。

毎年この日が近づくにつれ、ひたひたと再燃する後悔の気持ちを鎮めるために、この言葉を知ったのじゃないかと思う。

しろの3度目の命日。わたしのいつまでも大切な猫
お大切 (1)



午前中、腰痛をピリリと感じながら歩いた道すがら、発見。

オオイヌノフグリ
お大切 (2)

春の使者 小春日和に だまかされ


お大切 (3)

三枚娘 そこだけクリスマスカラー



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